2019/09/24 19:30
「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2020 東京」動画クリエイター5名&マスターリーグ優勝・準優勝選手インタビュー

2019年9月22日、ポケモンカードゲームの大型イベント「ジャパンチャンピオンズリーグ2020 東京」が開催。毎年全国各所で開催されるおなじみのイベントで、今回は新シーズン第1回目となる大会のほか、多数のサイドイベントも行われた。



大会はジュニア、シニア、マスターリーグとエクストラレギュレーションのオープンリーグの4部門が開催。各部門の優勝者は世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2020」Day1出場権が与えられる。


一般参加者も遊べるサイドイベントでは、4人リーグバトル、3on3バトル、「リミックスバウト」シールドトーナメント、有名動画クリエイターに挑戦コーナーなどが実施。バトルの勝利数に応じてプロモーションカードなどと交換できることもあり、今回も大勢のプレイヤーで賑わっていた。

大会中に配信された放送のアーカイブも視聴可能。ぜひその熱いバトルの数々を見てほしい。


そして本記事では、サイドイベントで登場した有名動画クリエイター5名と、マスターリーグの優勝、準優勝を飾った両選手へのインタビューを掲載!


■はじめしゃちょーの畑メンバーとライバロリ氏が来場者と対戦!



有名動画クリエイター対戦会に登場した、写真左からライバロリ選手、だいちぃ選手、テツヤ選手、トマトクン選手、たなっち選手。ライバロリ選手以外は「はじめしゃちょーの畑」のメンバーである。



5名の動画クリエイター選手は来場者の中から抽選で選ばれた選手と対戦を行った。
ポケカ歴はテツヤ選手が約1ヶ月半、たなっち選手、トマトクン選手、だいち選手が約1年、ライバロリ選手が約1年半。皆この日のために夜通し練習してきたとのこと。

<イベント後インタビュー>


──今回使用したデッキと、そのデッキを使った理由を教えてください。

たなっち ミュウツー&ミュウGXに、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXを加えたデッキで、後攻1ターン目からワザを使えるように構成しました。僕が後攻から加速していくタイプのデッキが好きなので。

トマトクン アルセウス&ディアルガ&パルキアGXを中心とした、色々なTGA TEAMを入れたデッキなんですが、実はたなっちが作ってくれたんです(笑)。
たなっちからいろんなデッキを見せてもらい、「レシラム&リザードンGXが先攻でカキを打つ展開になっても、後攻からまくり返せる力を持っている」って言っていたこのデッキが一番強そうだなと思って選びました。

テツヤ レシラム&リザードンGXを軸にしてミュウツー&ミュウGXを組み合わせた形のデッキです。先攻1ターン目からカキを使うことを狙った、デッキパワーでゴリゴリ押す“心を折る”プレイングをできるような構築にしました。

だいちぃ ルカリオ&メルメタルGXを軸に、回復して耐久するといったデッキになっています。ルカリオ&メルメタルGXのGXワザが、相手のバトルポケモンについたエネルギーをトラッシュできるので、テツヤ君が使ったレシラム&リザードンGXのような、先攻でたくさんエネルギーをつけた時に後攻でGXワザで返すと気持ちいいデッキです(笑)。
あと無人発電所など妨害系のカードも入れています。火力型より耐久型にするのが好きですね。

ライバロリ ズガドーンGX+アーゴヨンで、アーゴヨンGXでエネルギーを溜めていき、ズガドーンGXでドンドン攻撃していくデッキです。今年のポケモンワールドチャンピオンシップスで2位になった選手(イトウシンタロウ選手)が同じデッキだったので、選択としては間違っていなかったなって思いました。勝てなかったけど(笑)。
僕はこっちから攻撃していくデッキが好きで、カードの種類が多くて展開がめちゃくちゃ早い炎タイプのカードから選ぼうとは決めていきました。ズガドーンはサン&ムーンシリーズに入ってから新しく出たポケモンの中で一番好きなうえ、たまたま強かったので、使うことにしました。

──対戦はいかがでしたか?

一同 すごい強かった…。

だいちぃ まだポケカ歴が浅いので、まだまだ勉強することばかりでした。

ライバロリ 自分もそうですが、ここのみんな基本的に身内としか対戦しないんですよ。こういう場所では勝ちに来てる人が大多数いるから、普段味わえない緊張感がありますね。それ特有のビリビリっていうか…(笑)。

──畑のメンバーで一番強いのは?

トマトクン そりゃもちろんたなっちさんです! 世界を目指しているんで!

たなっち いやいや…(笑)。行けたらいいな、とは思ってますけど。そのために皆に練習に付き合ってもらったり、ライバロリさんの家にお邪魔したりしています。ライバロリさんは友達が多いので…。

ライバロリ それは違うよ!(笑)

たなっち だから、ライバロリさんのポケカ仲間と一緒に練習させてもらっているので、多少みんなより知っていることは多いかなとは思います。でも別にそこまで強いわけではないですよ!

──本日、「ポケモンV」の姿がついに登場となりました。印象はどうでしたか?

たなっち GXワザに位置するワザがなくなるんだ!って思いました。Vならではの要素が今後出てくるのか楽しみです。

テツヤ Vっていう名前がかっこいいので、出たら使おうと思います!

一同 (笑)

ライバロリ ルールの話になるのですが、さっき「先攻でサポートが使えなくなる」って発表があったんですよ(※)。これはかなり影響が強そうですね。今までずっと先攻が強いと言われていたゲームなのですけど、次からはもしかすると後攻が有利になる対戦展開があるかもしれない。ルール変更で対戦環境も変わると思うので、そこは楽しみです。

※:11月29日以降、ルール・レギュレーションが一部変更される。ルールの方は「先攻プレイヤーは最初の番にサポートのカードを使うことができなくなる」、レギュレーションでは「カードの左下がAのマークになっているカードはスタンダードレギュレーションから外れる」という内容。詳しくはこちら

トマトクン コメント力のレベルの差がヤバいなあ…。

テツヤ ですねえ。

だいちぃ 知識が足りないからね(笑)。

──最後に、次シーズンとなる「ソード&シールド」に向けての意気込みをお願いします。

たなっち その環境に合わせてどんどん強くなっていきたいので、「ポケモンV」が出てもやり続けてがんばります。

トマトクン こういったイベントも仲間うちでの対戦もすごい楽しくやれているので、これからもより楽しんでいければと思います。

テツヤ まったくの同意見です。ポケモン自体が好きなので、好きっていう部分を大多数の人と共有して、こういう大きい大会とかでいろんな人と話ができるのはすばらしい魅力です。ずっと続けていきたいです。

だいちぃ 仲間内ですごい盛り上がっているので、こういう大会の場でいい結果を残すために必死にかんばっていくのもいいし、何よりもカード“ゲーム”なので、これからもみんなと楽しく続けていければと思っています。

ライバロリ 大会には積極的に参加していて、大会自体の楽しさはありますが…やっぱ1回どっかでデカいの1発当てたいっすよね(笑)。

一同 (笑)

──例えば、優勝?

ライバロリ それくらい(笑)。1回だけでいいから…(笑)。それを夢に、こらからも楽しんでいきます!

──ありがとうございました!


■マスターリーグ決勝戦ではルカリオ&メルメタルGXとレシラム&リザードンGXが激突!!



お互い12勝1敗で勝ち上がってきた、シマダ ダイチ選手シマ ヒロマサ選手による決勝戦。
レシラム&リザードンGXデッキを使うシマ選手が速攻を仕掛け、5ターン目にしてサイドを5枚とり大手をかける。そして次のシマ選手のターンで残りサイド1枚をとれる状況に! これで優勝確定かと思いきや、シマ選手がその手に気付かず、ターンを終えてしまう! ここが大きな転機となり、サイド残り6枚で窮地を凌いだシマダ選手が、次のターンでメガミミロップ&プリンGXでレシラム&リザードンGXを倒して追撃をかける。そのまま決定打を失ってしまったシマ選手に対し、最後はもう1枚のレシラム&リザードンGXをルカリオ&メルメタルGXで倒し、大逆転の優勝を飾った。
大会で猛威をふるい続けているレシラム&リザードンGXがついに打ち破れる! 1手1手が見過ごせない非常に緊張感のあるバトルであった。


写真左からポケモンカードゲームディレクターのクリーチャーズ長島氏、マスターリーグ3位のオオムラ コウタ選手、優勝のシマダ ダイチ選手、2位のシマ ヒロマサ選手、3位のエンドウ ユウゴウ選手。おめでとうございます!

<決勝後インタビュー>

──今回の大会を振り返ってみていかがでしたか?

シマ選手 今日は久々のCL(チャンピオンズリーグ)でした。CL千葉(2月)とCL京都(4月)、ジャパンチャンピオンシップス(6月)は先着だったり、抽選だったりで外れてしまったので。出れなくてすごい悔しい思いをしていた中で、1度ポケモンカードを離れようかなと思っていた時期もあったんです。でも仲間に支えられたおかげで、なんとか続けることができました。

今年は仲間が世界大会に出場したので、来年は自分も出たく、オフシーズンは世界リーグの練習会に参加もしました。その時にシマダ選手と対戦もでき、プレイングを磨けたのがよかったかなと思っています。

今回は優先枠で出場でき、周りの出れなかった仲間たちのぶんまでがんばらなきゃという気持ちでした。優勝するつもりで挑みましたね。

予選は2戦目で負けてしまったのですが、そこから8連勝して本線に上がることはできました。でも決勝の最後にプレイミスで優勝を逃してしまったのはすごい悔しいです。


シマダ選手 僕も予選の2戦目でプレイミスがあって負けて、すごいショックだったのですが、なんとか切り替えて。自分の得意なデッキタイプだったので、やりたいことやって勝ってこれたのが本線トーナメントでも自信に繋がりました。

──今回使ったデッキを選んだ理由を教えてください。

シマダ選手 最初はアルセウス&ディアルガ&パルキアGXと、サーナイトGXの2つがずっと候補だったんです。でも大会の3~4日目に、仲間内で「ルカリオ&メルメタルGXが強いんじゃないか」って話になって。

それで組んでみて、とりあえず「炎に勝てるかどうか」というのをずっとやっていたら、意外に結果がよかったんです。弱点を突かれないデッキにはすごい戦いやすいかなという理由で、昨日か一昨日に使おうと決めました。

本当に当初はまったく使う予定がなかったのですが、もともとチームメンバーがそのデッキを使うことになったので教えていたら、自分も使いたくなったんです。その経緯が一番大きかったかなと思います。

シマ選手 自分は最初、炎+ミュウツー&ミュウGXのデッキを考えていました。でも2週間くらい前にアルセウス&ディアルガ&パルキアGXとケルディオGXを軸に戦うデッキが出てきて、それに対してこのデッキだと勝てないと思って。当たった瞬間に負けるというか、何かしらまくる方法がない試合はしたくなかったので、その時点で候補がなくなりました。

そこから色々考えて、ジャパンチャンピオンシップスで優勝したレシラム&リザードンGXのデッキから順に触ってみようなり、やっぱり強いし、オフシーズンの練習で使っていたこともあり愛着もあったので採用することにしました。

他にも時間が足りず不採用となったデッキもあって、今回のデッキ選択は本当に悩みました。

──デッキの中で、特にポイントとなったカードはありますか?

シマダ選手 ネクロズマ(たそがれのたてがみ)とウソッキーがいい味を出してくれました。相手は、“サイドを取った後にフルメタルウォールGXでエネルギーを失い逆転される”という展開を嫌うので、上手な人だと対策をとられてうまく勝てなかったんです。

それで「ユニットエネルギー雷超鋼」でワザを撃てるポケモンを色々試してみました。その中で待機しているポケモンにダメージを与えられて、鋼タイプなのでフルメタルウォールGXの効果も活かせるカードがネクロズマ(たそがれのたてがみ)だったので採用しました。

シマ選手 強いて言うなら、というMVPは特にないのですが、「フィールドブロアー」は入れておいてよかったと思いました。実は今日の朝に入れようかどうか悩んでいたのですが、決勝で当たったデッキタイプがいるということは知っていたので採用することにしたんです。

──本大会からスタートした、2020年リーグに向けての意気込みをお願いします。

シマダ選手 去年も一回シティリーグで優勝できたのですが、チャンピオンズリーグの結果があまりよくなくて…。なのでこれが終わっても気が抜かないように、自分に厳しくいきたいと思っています。世界大会はトップ8に入るのが目標ですね。

シマ選手 今季は絶対世界大会に出場するというのが自分の目標です。今回は不甲斐ないミスで負けてしまったので、配信を見返して反省したいと思っています。
今後のCLで結果を残し、ひとまず世界大会出場を確定させたいですね。それで追々世界大会で結果を残せるプレイヤーになっていければ。

──本日発表された、新ルール・レギュレーションについての印象はいかがですか?

シマダ選手 今年の世界大会も「A」のカードが使えなかったんですが、同じポケモンカードだけど別のカードゲームをやっているような感じが新鮮で楽しかったです。今までにない構築やプレイングが見つかることに今から期待しています。

シマ選手 ルールが多少変わってくると、今まで輝かなかったカードが出てきたりするので、そういう部分も楽しみです。新しい「ポケモンV」含めて、もっと盛り上がってくるんじゃないかなと思います。

──ちなみに今、「初心者でも使いやすくて強い!」というのを選ぶとしたらどのカードですか?

シマダ選手 わかりやすくて強いのは、レシラム&リザードンGX。安定感とパワーがありますから。

シマ選手 そうですね。同意で(笑)。

シマダ選手 いいのかなあ!?(笑)

──ありがとうございました!


ポケモン“V”ということで、“V”ジャンプにふさわしい(?)新カードの登場に目が離せない! 

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