2019/07/06 17:00
「ミュウツーHR争奪戦」出場選手インタビュー Vol.2

「ミュウツーHR争奪戦」の出場選手へ試合後にインタビュー。
はじめしゃちょー選手、ライバロリ選手、原根健太選手、藤井猛選手へ話を伺った。
選手が使用したデッキも紹介!

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「ミュウツーHR争奪戦」出場選手インタビュー Vol.1

大会のレポート
「ミュウツーHR争奪戦」1stバトルレポート


ポケカの大会参加も意欲的! 人気動画クリエイター
はじめしゃちょー選手




──大会を振り返ってみて、いかがでしたか?

はじめしゃちょー選手 1回勝てたのはすごいうれしかったです。2回戦は原根選手がうまく、しっかりと弱点を突いて僕のやられたくないことをやられたという感じでした。
新しいデッキで40枚という、普段だったらやらない遊び方だったんで、すごい新鮮で楽しかったですね。

──デッキ構築のコンセプトを教えてください。

はじめしゃちょー選手 僕はカメックス&ポッチャマGXが2枚出たんですよ。15パックで2枚出るって相当ですよね。なので思考が完全に水ベースで作ろうってなりました。いいデッキにはなったかと思います。
でも、負けた試合は草タイプ1匹で攻めてくるっていう。一応弱点の草タイプが来た時の対策でザングースを入れておいたんですが、そのザングースを引けませんでした。

──「リミックスバウト」で注目していたカードはありますか?

はじめしゃちょー選手 サマヨールがすごくよかったです。ヨマワールから特性ですぐ進化できて、強いワザ1つだけ持っているポケモンに対して「かなしばり」でロックできるので。継続的に20ダメージを与えられます。隠れ強カードな気がしました。

──シールド戦を遊んだ感想をお願いします。

はじめしゃちょー選手 「リミックスバウト」が主に、炎、草、水ってわかりやすい3つで構成されているので、初心者の方にもやりやすいパックかなと思いました。シールド戦もデッキ持ってない方も始められるので、これから始めたという方におすすめですね。触ってみて僕もすごいやりやすかったです。


昨年のゼクロムHR争奪戦チャンピオン! 有名ポケモン実況者
ライバロリ選手




──大会を振り返ってみて、いかがでしたか?

ライバロリ選手 引き自体は、まあまあって感じです(笑)。いい感じにデッキは組めたんですけど、僕が負けたの藤井先生の方がいっぱいいいカード引いていたんで。負けちゃったのは仕方ないかな、というのはあります(笑)。あとは緊張しましたね。普段こういうすごい方たちと対戦することってないですし。そういう意味でも楽しかったです。

──デッキ構築のコンセプトを教えてください。

ライバロリ選手 フシギバナ&ツタージャGXと、カメックス&ポッチャマGXが1枚ずつ出ました。草のサブアタッカーがモンジャラとモジャンボ、水だとホエルコとホエルオーと揃っていたので、草と水ベースに組むと決めました。うまく弱点も分散できるので。でも最後はフシギバナ&ツタージャGXがリザードン&テールナーGXに焼き倒されました(笑)。結局弱点つかれて負けちゃいましたね。

──「リミックスバウト」で注目していたカードはありますか?

ライバロリ選手 アローラペルシアンGXです。あれはシールド戦じゃなくても、普通の対戦環境が変わりそうなカードですよね。TAG TEAMだけのデッキを作りにくくなりました。

──シールド戦を遊んだ感想をお願いします。

ライバロリ選手 シールド戦だとデッキバランスが一緒になるので、初心者の方もワンチャン勝てる可能性があります。1箱買えば2人ぶんできるので、仲のいい人を誘ってこれをきっかけにポケモンカードに触れてみてもらえるとよいかなと思います。


世界を相手にしてきた強豪! MTGトッププレイヤー
原根健太選手 準優勝



■1回戦


■2回戦


■決勝戦


──決勝戦を振り返ってみて、いかがでしたか?

原根選手 決勝戦はとにかくめちゃくちゃ緊張しましたね。準決勝まではそんなにだったんですけど、決勝戦になってから手汗が止まらなくて…(笑)。何度も手汗を吹いていました。それで考えもぜんぜんまとまらなくて。そんな中、藤井先生がすごい落ち着いて考えられていたので、“圧”でどんどんパニックに(笑)。最終的には有効じゃないプレイを繰り返してしまいました。反省ですね…。カードゲームのプロっぽいことを出来ませんでした。

──デッキのコンセプトについて教えてください

原根選手 リザードン&テールナーGXと溶接工が出たので、最低限ここは使おうと。もともと2つのタイプで組もうと思ってたところにフシギバナ&ツタージャGXも出てたので、すぐ指針は決まりました。
あとはトレーナーズでオーキド博士のセッティング1枚とポケモン通信2枚出たので、これでGXに辿り着けるカードが3枚。実質TAG TEAMが両方4積みみたいな状態にできました。
なので完全にTAG TEAMで戦う構成しようと、残りはサポートしやすいポケモンを入れました。エネルギーブースト出来るトロピウスとか、ドローが出来るロトムやメブキジカ、特性で逃げる時のエネルギーを2個減らせるキテルグマですね。

──2回戦と決勝戦でデッキを調整されていますね。

2回戦目はカメックス&ポッチャマGXに弱点を突かれるリザードン&テールナーGXを外してヘラクロスに。決勝戦では藤井先生がリザードン&テールナーGXだったので、フシギバナを外してズガドーンを加えました。

──大会に向けてどんな練習をしましたか?

原根選手 2日間くらい練習したんですけど、1日目は2時間くらい友だちに付き合ってもらって、まずルールを覚えました。以前2回シールド戦が開催された時にどのカードが強かったというのも聞いて、基礎を付けていったんです。カードリストが出てからは、「こういうカードが強いはず」みたいなのを想定していきました。

──ポケモンカードはかなり久々とのことでしたが。

原根選手 小学1年生の時にやった依頼ですね。その時のルールも間違えていたということがわかりました。ワザ撃つためにエネルギー捨ててたんですよ(笑)。改めてポケモンカードに触れて、めちゃくちゃ楽しかったですね。

──原根選手から見た、ポケモンカードならではの面白さは?

原根選手 戦略性というか、奥深いものがいっぱいありますよね。最初「エネルギーを移動できるカードがある」って聞いた時、「どうなのそれ?」って思ったのですが、実際使ってみたらすごい強かったとか。
それとデッキのカード全部にアクセスできる状態が続くので、頭を常にフル回転してなければいけない。僕がやっていたカードゲームは、引いたもので何とかしなきゃいけないのが多かったので、常に繋がりを考えてやるのが新鮮で。難しくもありましたが、それを1つ1つ覚えていくのが楽しかったです。


息子とともにポケカ勢 将棋棋士
藤井猛選手 優勝



■1回戦


■2回戦


■決勝戦


──決勝戦を振り返ってみて、いかがでしたか?

藤井選手 僕は初戦がガチガチに緊張して。ひっくり返りそうになりましたけど。1試合で勝ったこともあり、その後は逆にリラックスして出来ました。
僕の場合、負けて当然というか優勝するレベルじゃないので、1回勝って目的達成になっちゃったんですよ。逆にそこがリラックスできた要因です。

──デッキのコンセプトについて教えてください

藤井選手 TAG TEAMは炎と水の2枚引けたんですけど、水の方はサブになるポケモンが少なかったのでやめまして、リザードン&テールナーGX1本にすることにしました。
ポニータとギャロップを厚めに引けたので、ギャロップで削りながら最後はリザードン&テールナーGXで仕留めるっていうパターンです。リザードン&テールナーGCがサイド落ちしたら終わりなので本当はもう1色入れたかったのですが、カード的にこのパターンしか作れなくて。
溶接工は引けなかったので、エネルギー付けが困難になると思い、ロトムの「エネアシスト」に期待をかけることになりました。フィオネは大活躍するだろうから絶対入れておこうと。アブソルは特殊エネルギーを貼られた時の対策で一応入れました。
攻撃力が細くてワンパターンしかないデッキになったので、決勝戦はかなり勝ち筋が薄いと思っていました。いろいろ苦しい展開でしたね。グレートキャッチャーを2枚入れておいてよかったです。

──2回戦、決勝戦ともにデッキを調整しているのですね。

藤井選手 1回戦はエネルギーをトラッシュするためだけにヨマワルを入れていました。ロトムやGXワザで落としたエネルギーを付けるためだけですね。本当はヨノワールまで立てられれば強いんですが、引けなかったので。
でも結局1回戦目は落としたエネを拾う暇がなかったので、2回戦目からヨマワルのラインを抜きました。それでエンブオーのラインを入れて一気にエネ加速できる可能性も含めておいたのですが、結局こっちも間に合わずで。苦しい構成でした。
あと1、2回戦のウィークガードは水と当たった時のためです。準決勝の終盤だけ見させていただいた時に、水タイプがいなさそうだったので、決勝戦では外しました。

──今日のためにどんな練習をしてきましたか?

藤井選手 5月中旬くらいに1回シールド戦の練習会を開いてもらいました。その時にシールド戦の要領はわかったけど、いざどのポケモンで戦うのかは直前になるまでわからないので、その後カードリストが公開されるまでは結局何もしてこなかったです(笑)。
公開された後はすぐに代用カードを仲間が準備してくれて。デッキを作るという練習を中心にしてきましたね。デッキ構築に時間かけると焦っちゃうから、「これかなー?」みたいな感じでなるべく短い時間で作れるようには頑張って。あとはもう実際にやるだけなんで。デッキ構築の練習に一番時間をかけました。ほんと付き合ってくれた仲間には、焼き肉おごらないといけない。

──優勝しましたしね(笑)。

藤井選手 そういう約束して来ちゃったので、本当におごらなきゃいけなくなっちゃいました。

──昨年12月に行われた第1回ポケモン企業対抗戦にも出場されておりましたが(※1)、ポケモンカードはいつから始められたのですか?

藤井選手 その企業対抗戦の前の、11月から始めました。企業対抗戦に出るために1ヶ月練習して。で、初めて1ヶ月で配信卓という恐怖を味わいました(笑)。
そんな経験もありましたが、そこからすごくハマって。今年入ってからは、将棋かポケカ。どっちかしかやってない!

※1:藤井猛九段、石田直裕五段、香川愛生女流三段、山口恵梨子女流二段が日本将棋連盟代表で参戦。藤井猛九段はフシギバナ&セレビィGXのデッキを使用し、2勝1敗の結果となった。将棋界でもポケカブームが広がっているという。

──息子さんがガチプレイヤーとのことでしたが、ポケカ歴は長いのですか?(ここで同席していた息子さんへ質問)

息子さん 僕はチャンピオンズリーグ2018の横浜の時(9月)に初めて大型大会に出ました。その頃はまだ始めたてだったんですが、そこからハマっていきました。

──では息子さんが藤井先生にポケカを教える師匠のような感じでしょうか。

藤井選手 そうそう。ほとんど家で教えてもらいましたよ。

息子さん わりと厳しめに。結構言い過ぎたかなと思うくらい…(笑)。細かいところまで。

──息子さんから見て、今回のデッキはどうでしたか?

息子さん リザテル(リザードン&テールナーGX)を引けて、ポニータとギャロップも2・2で引けてるのはかなりいいかなと。エンテイもあるので炎で組める。相方としては弱点を補うタイプと組むのもいいのですけど、ウィークガードも引けてるので、相性のいいロトムを入れられました。
それとアブソルは炎デッキには入れたいなと思っていて。相手のフシギバナにウィークガードを貼られてGXワザで回復されちゃうと止められなくなっちゃうから、どうしても1撃で倒したいという話を練習でしていたんです。なのでそこを採用できたのもよかったですね。
あとはやはりグレートキャッチャー2枚。勝負の決め手となりましたし、リザテルの「シャイニーフレア」で持って来られるのが強いですね。これはもう満点くらいです。

藤井選手 ありがとうございます、ありがとうございます。


最後に息子さんとのツーショットも撮影させてもらった!

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