ゲーム
2026/10/21 23:00

『ドラゴンボール ゼノバース3』試遊レポート:3つのマルチプレイクエストを体験。アバターのカスタマイズ要素が攻略の要に!

2027年発売予定となる、家庭用『ドラゴンボール』ゲームの最新プロジェクト『ドラゴンボール ゼノバース3』の先行プレイレポートをお届け。今回の試遊ではアバターのカスタマイズ要素や、マルチプレイを体験した。マルチプレイは「最大4人のPvE」「4vs4のPvP」「1vs1のPvP」の3種類あり、試遊で体験したのはPvEとなる。まずはカスタマイズ要素から紹介していこう。

Vジャンプチャンネルでマルチプレイの動画も公開中。こちらも合わせてぜひ。

アバターのカスタマイズ

アバターのカスタマイズは大きく分けて「装備」と「バトルセッティング」の2つ。装備では「バトルウェア」と呼ばれる装備品やアイテムを組み合わせる項目で、バトルセッティングはアバターが使う必殺技や究極技のほか、今作の新要素である「ソウル」に関する変更などが行える。

装備の構成などによって「GSパワー」という強さの目安が数字で表される。

バトルウェアは上半身、下半身、手、足の4箇所。各装備には「アビリティ」という特殊な効果が付与されており(1部位につき最大4つ)、同じシリーズを特定数装備することで「セット効果」も発動。

例えば今回試遊で用意されていた、ビーデルの通学服シリーズを一式装備すると以下のアビリティとセット効果が発動。

アビリティにはレベルが設定されており、レベルが高いほど効果も大きくなる。同じアビリティが発動している場合、Lvが高いものが反映されるのか合算になるのかは画面からは判断できなかった。この装備はアビリティの「かろやか」と、セット効果の「俊敏」いう効果が特徴。

■アビリティ
気力最大値アップLv.10:気力最大値が10%アップ
かろやか【移動速度】Lv.9:ステップすると一定時間移動速度が27%アップ
かろやか【技力】Lv.10:ステップすると一定時間クールタイムが10%短縮
かろやか【気力回復】Lv.10:ステップすると一定時間気力自然回復量が20アップ
■セット効果
[2]俊敏 Lv.1:連続でステップできる回数が1回増える
[4]真・かろやか【技力】 Lv.4:ステップすると、一定時間クールタイムが50%短縮

俊敏により3回連続でステップできるようになり、ステップすることで移動速度、気力回復、クールタイムにバフをかけられる性能。機動力を高めつつ必殺技を連発していくのが得意な一方、攻撃力を高めるアビリティは発動していないので一撃で大きなダメージは与えにくい。手数で勝負していくタイプの構成となっている。

セット効果の内容がどれも強力。セット効果を優先するか、それともアビリティを優先するか悩ましくなりそうな要素だと感じた。

なお、装備はクエストの報酬などで入手できるもので、アビリィの種類は装備で固定ではなく入手するごとにランダムで変化するようだ。そのため今作はクエストを周回して装備を集めていくハック&スラッシュ的な要素が楽しめるとのこと。

外見だけ変更できる「見た目装備」は、「私服」と「隊員服」の2つに分けて設定可能。私服はロビーなどで表示される姿で、隊員服はバトル中に表示される姿だ。帽子系や眼鏡系などのアクセサリー枠も確認できた。

バトルセッティングはプレイヤーのアクションに関わる項目をカスタマイズ可能。ソウル、ソウルチェンジ、バトルスタイル、ソウルアシスト、必殺技、究極技を変更できる。種族アビリティは種族ごとに固定で決まっている要素かも。

ソウル/ソウルチェンジ

『ドラゴンボール』シリーズに登場した超戦士の中から「ソウル」として1人選択でき、戦闘中に「ソウルチェンジ」を使うことで、一定時間選んだ超戦士に変身ができるというシステム。また、ソウルの「絆レベル」を上げていくことで様々なスキルを習得できる育成要素もある。登場する超戦士は130体以上!

ソウル選択画面の右に表示されているステータスは「永続上昇ボーナス」で、この数値がそのままアバターのステータスに加算される。また、「ソウルアビリティ」という特定の必殺技の威力がアップする効果も持つ。

絆ポイント(レベルアップ時に増える?)を使ってスキルボードからステータス強化や必殺技、究極技、バトルスタイルなどの習得ができる。1つのソウルを集中的に育ててもいいし、いろんなソウルを育てて多くの必殺技を習得してもいいかも。

バトル中に時間経過や気力溜めを行うと「能力解放ゲージ」が蓄積されていく。最大まで溜まった状態で、L2+◯でソウルチェンジを発動。

変身中はステータスが大きく向上し、変身した超戦士の必殺技や究極技が使用可能になる。一定時間経過すると変身が解除。試遊で確認した範囲だと、どのソウルも変身可能時間は30秒だった。

ソウルチェンジ中は特に攻撃力アップの恩恵が大きく、5倍以上差が出ている場面もあったほど。ダメージ効率が一気に上がるので、短い効果時間をフルで活用したい。

ソウルの究極技は変身直後から使用できる状態で、アバターの究極技のゲージ状況とは連動していない。究極技はヒット時の演出中も残り時間が減っていくため、解除されるギリギリの段階で当てた方が変身時間を有効に活用できそうとも思った。ただ、究極技使用後はクールタイムが発生するので、クールタイムを短縮できるアビリティ次第では変身直後に1回使って、解除前に2回目を使える可能性も出てくるかもしれない…?

ソウルチェンジは、過去作にもあった要素である「覚醒技」にも変更が可能。例えばアバターの種族がサイヤ人なら超サイヤ人に覚醒できるなど、各種族で固有の強化状態に移行できる。覚醒技を選択した場合はソウルチェンジは使用できないので、二者択一。

ソウルアシスト

バトル中、ソウルアシストに選択した超戦士を呼び出して行動をしてもらうアクション。

ソウルアシストでの行動は攻撃型が多い印象だったが、一部バフや回復などを行えるサポート型のキャラクターもいる。

L2+▢でソウルアシストを発動。例えば「孫悟飯(少年期) 超サイヤ人2」はターゲットした敵に向けて近接攻撃「超龍翔撃」を放つ。発動時はアシストゲージを50%(6メモリ)消費。ゲージはクエスト開始時から100%ある状態で、ソウルアシスト使用後は時間経過でゲージが回復していく。

ソウルアシストと自分の攻撃を重ねてコンボも繋げられる。アシストゲージが50%回復するまでは試遊で確認した範囲ではどれも36秒だった。

デンデのソウルアシストは一定範囲にいるプレイヤーを回復し続ける効果。特にマルチプレイで役立つ。ただしクールタイムが114秒と長めなので、効果的にも温存しながら使っていくタイプのアシスト。

バトルスタイル

アバターの攻撃、回避、気弾などの基本モーションを選んだ超戦士と同じにする要素。各アクションごとに設定するのではなく、一律変更になる形だ。

試遊では選べるバトルスタイルは少なかったが、製品版では多くの超戦士から選べるとは思われる。

大きな性能差はなさそうなので、好みで選んでもよさそう…? このように今作では超戦士の力を借りて闘うという要素が強くなった。

必殺技/究極技

必殺技はR2+▢/△/◯/✕の4つに、究極技はL2+△に1つセット可能。今作では「技力」のシステムは廃止され、必殺技・究極技ともにクールタイム式になったのが前作からの大きな変化点。また、攻撃系の技は「ガード貫通」「気力ケズリ」「ブレイク会心」の3タイプの性質に分かれており、アイコンの色で判断ができる。

ガード貫通 :ガードを無視してダメージを与える
気力ケズリ:敵の気力を大幅に削る
ブレイク会心:気力ブレイクの相手に使うと威力UP

3つの性質の必殺技をセットしておけば状況に応じて使う技を切り替えていける。

クールタイムは必殺技ごとに異なり、確認した範囲だと8~18秒あたりが多かった。全体的に短めかつクールタイムを減少できるアビリティも多いので、頻繁に必殺技を繰り出していきやすい。また、発動後にボタン長押しにより気力を消費して追加攻撃ができる必殺技もある。

究極技は威力が高いぶん、クールタイムが長め。

究極技の発動に必要なゲージは最初は0の状態で、クールタイムに設定された時間が経過するまでは使用することができない。クールタイムの長さから発動機会が限られるため、有効な場面で確実に当てたい。

究極技も攻撃系だけではないようで、例えば「救世主参上」は自分を含むチーム全員のクールタイムを減少させ、仲間の防御力が上昇するが、自分の防御力が減少してしまうという効果。マルチプレイ時に仲間への恩恵が大きい性能である。

という形でキャラクターのカスタマイズ要素が多彩。好みのプレイスタイルに合わせて変更するのはもちろんのこと、挑戦するクエストに合わせてカスタマイズを選ぶのも攻略に重要な部分と思われる。

■気力
敵に攻撃を当てることで相手の気力を減少させられ、0にすると「気力ブレイク」状態にできる。気力ブレイク中はしばらく無防備になるので、大きなチャンスタイムに。プレイヤーも必殺技の追加行動、エスケープバニッシュ、敵の攻撃を受けるなどで気力が減少し、0になると同じく気力ブレイク状態になるので、気力の残量にも注意が必要。

アバター(画面左)の左脚とロックオンマーカーの右側に表示されているものが気力ゲージで、数字は気力ゲージの残り本数を表している。

気力ブレイク状態の相手にブレイク会心(赤アイコン)の必殺技を使うと、カットインが発生して通常時よりも大きなダメージを与えることができる。強敵を相手にする際、は気力ケズリの必殺技で気力ブレイク状態にして、ブレイク会心を当てていく戦法が有効になりそうだ。

気力ゲージが小さく画面が目まぐるしく動くゲーム性のため、相手の気力状況を瞬時に判断しにくいところもある。気力ブレイクさせた際にソウルに選んだキャラクターが合図をくれるのと、会心ブレイクの必殺技アイコンが点滅するので、それを目安にするとよさそうとも感じた。

ダメージ中に脱出できる回避アクションの「エスケープバニッシュ」を使うと気力が1本減少する。便利な行動ではあるが連発していると気力が枯渇しやすく、少ない状況で攻撃を受けてしまうと気力ブレイク状態の危機に。気力ゲージは時間経過のほか、L2+R2で「気力溜め」を行うことで回復できる。

マルチプレイクエスト

今回の試遊では4人よる協力型クエストをプレイ。それぞれ難易度が異なる「殲滅型」「防衛型」「踏破型」のクエストに挑戦した。

クエストには「推奨GSパワー」という項目があり、自分のGSパワーと比べて難易度の目安になる。

今作の主人公はGS(グレートサイヤ)戦隊の一員という設定なので、クエスト開始時に全員でシャレたポーズを取る姿が見られる。

殲滅型:50人組手!

制限時間10分以内に50体の敵を倒すシンプルな内容。数は多いがそれぞれの敵は体力が低く、難易度は高くない。

敵は「グレル」という個体。グレルは近接型、遠隔型、チャージ型、妨害型の4種類が確認でき、それぞれ攻撃の手段が異なる。集団戦ということで広範囲に攻撃できる必殺技が有効ではあるが、敵が散らばっている状況だとあまり巻き込めない。こういう場合は味方と分散して各個撃破していくのがスムーズかも。

グレルの中にはレプリ缶で特定のキャラクターに変身している者もおり、今回は栽培マンが該当。栽培マンは他のグレルに比べて、防御や回避行動が多くなかなかしぶとい相手だった。

グレルは体力が低いものの攻撃力はそれなりにあるので、1vs複数の状況で集中攻撃されてしまうと少し危険。こういう時は自分の周囲を攻撃できる必殺技があると切り返しがしやすいだろう。

クエストクリア時はリザルト画面で総合評価が表示される。試遊で挑戦したクエストの範囲ではクリアタイムによって評価が決まる形と思われた。

防衛型:通信装置を守り抜け!

フィールドに2箇所設置されている通信装置を守りながら敵をすべて倒すのが目的。先に通信装置がすべて破壊されるとクエスト失敗となる。

登場した敵はレプリ缶によってギニュー特戦隊に変身したグレル。最初はグルド、ジース、バータ、リクームの4体が登場。1体の敵を複数人で相手していると、放置している敵に通信装置が狙われてしまいやすい。目の前にいる敵だけではなく、周囲に目を向けることも大事なミッション。

敵は闘っている最中に不意に通信装置へ向かうこともある。離れた敵をすぐに攻撃できるよう、遠距離攻撃に特化したカスタマイズにするのも有効そうだった。

特戦隊を1体倒すと増援としてボスであるギニューが出現し、2体倒すと複数のドローンタイプの敵が通信装置の付近に出現。ギニューを相手にしているとドローンに通信装置が総攻撃を仕掛けられてしまうので、最後まで気を抜けない。

敵がそれほど強いわけではなかったが、最終的に通信装置が1つ破壊され、2つ目も耐久値が残りわずかというところでクリアだったので結構ギリギリ…。防衛するというより特戦隊を倒すことに意識を向けすぎてしまったのが裏目に出ていたので、通信装置の付近でしんがりを務めるプレイヤーがいてもよかったのかも。こういったクエストこそ、マルチプレイの利点を活かして役割分担を意識したい!

踏破型:レプリ缶の研究を阻止せよ!

踏破型は敵を倒しながらフィールドを進んでいき、最後に待ち受けるボスを倒す内容。

道中は殲滅型クエストのような集団戦になる。敵の数が多く積極的に攻撃を仕掛けてくるため、雑に突っ込んでも返り討ちにあいやすい。他のクエストと比べてダメージを受けてしまう状況が多かった。

フィールドには巨大なサーバーのような建造物がある関係で横幅が狭い場所が多く、壁際に追い込まれてしまいやすいところも。ただそのぶん敵が散らばりにくいため、範囲攻撃を使えば複数の敵を巻き込みやすいメリットがある。自分は範囲攻撃できる必殺技をセットしていない状態で挑んだため、道中の貢献度は低い印象だった…。

最後の部屋にたどり着くと、レプリ缶で再現されたトッポとジレンが登場。2体同時のボス戦となる。

ボスは体力が半分になると本気を出し、オーラを纏って強化状態へ。この状態になると攻撃を当てても怯まず、気力ゲージが減らない状態に。代わりに攻撃を当てることでHPゲージの下に出現した「タフネスゲージ」が減っていく形になり、すべて削れば気力ブレイク状態にさせられる。ある意味「あとどれくらいで気力ブレイク状態にできるか」が視覚的にわかりやすいメリットもあるかも。

敵が様子見して動かない場面があるので、そこが攻撃チャンスではあるが、怯まない関係から不意に攻撃を割り込まれやすい。攻撃力の高さから必殺技を受けてしまうと一気に体力が持っていかれてしまう。

片方を先に倒してしまえば、あとは4vs1の状況を作れるので有利に立ち回りやすい…と思ったものの、やはり怯まない関係で反撃の危険性はつきまとう。4人全員で集中攻撃していると全員がまとめて吹っ飛ばされるなんてこともあった。

味方がダウンした場合、近づいて▢ボタン長押しで復活させることができる。蘇生までにある程度時間がかかるので、相手に狙われていないタイミングを見計らう必要はありそうだ。

後半で回復アイテムが尽きて少し焦ったものの、なんとか勝利。制限時間20分のうち、クリアタイムは15分弱と長引いた結果ではあった。簡単だった50人組み手の推奨GSが5000に対して、このクエストは5500と数字上はあまり差はないものの、難易度には大きく差がある。

道中は範囲攻撃ができると便利だが、逆にボス戦は単体高火力の技で一気に決めたい状況になるので、前半戦と後半戦で有効なカスタマイズが変わるクエスト。「次はこのカスタマイズでこういう闘い方をしてみたい」と考えさせてくれる内容であった。全体的に必殺技と究極技の選択は攻略への影響が大きいかもしれない! あとは相手の気力ブレイク状態中にしっかりダメージを稼ぐのが大事。

なお、クエストのマッチング完了後、スタートするまでにメンバーのステータスや必殺技などの確認や、装備やバトルセッティングをマイセットから呼び出して変更を行える。様々なタイプのマイセットを用意しておき、味方の構成を見てカスタマイズを変えるのも場合によってはよさそうだ。

今回3つのクエストを試遊しただけでも攻略の幅がありそうと感じる内容であり、いろいろカスタマイズを変えてもっとプレイしたかった欲も大きい!

試遊後、本作のプロデューサーである平野真之氏に参加メディア合同でインタビューを行った。そちらもどうぞ!

おわり

ドラゴンボール ゼノバース3
発売日:2027年
対応機種:PlayStation5 / XBOX Series X|S / STEAM
©バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション ©Bandai Namco Entertainment Inc.
※ゲーム画面・音は開発中のものです。実際の製品とは異なる場合があります。
※内容・仕様は予告無く変更する場合がございます。

pagetop X youtube tiktok 今月のVジャンプ