ゲーム
2026/08/26 20:00

『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』試遊レポート:ついに待ち望んだ『ドグマ2』の予感! 戦闘の楽しさとハクスラによる沼要素にワクワクが止まらない

10月9日発売となる『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』の試遊レポートをお届け。本作は2024年3月に発売された『ドラゴンズドグマ 2』に、新たな物語や旅路が広がるを拡張コンテンツを追加したタイトル。

『ドラゴンズドグマ 2』は多くのファンから期待を持って迎えられたものの、発売後は作品のコンセプトでもある要素に対して賛否が巻き起こったタイトルでもあった。ポーン(味方のNPC)との冒険感を楽しんでいるユーザーもいる一方、初代『ドラゴンズドグマ』よりも遊びやすいゲーム性になってくれることを期待していたユーザーからは落胆の声も少なくなったのである。そのため「ドグマ2をなんとかしてほしい…!」というユーザーから寄せられた声に応えるため、始動したプロジェクトが本作となるのだ。個人的にもユーザーと同じ思いを胸に、今回の試遊に参加した次第。

新エリア「ノルガン」

PlayStation5 Proでの試遊は、新エリアでのストーリーコンテンツ「滅びの王士」の一部を体験。極北の地「ノルガン」が舞台となる。ノルガンでは採取や敵の討伐で「遺戦品」や「遺された物質」が得られ、鑑定することで強力な装備やアイテムを入手できる、ハックアンドスラッシュの要素が楽しめるのだ。遺戦品から得られる装備はランダムで性能が変わり、特殊性能が付与しているなど、ここの厳選による沼が我々を待ち受けるだろう。

ノルガンドの小集落という場所からスタート。ここがノルガンでの拠点となるようだ。

宿屋がジョブギルドを兼任。倉庫は宿屋内にあるアイテムボックスから利用できた。“ノルガン古銭”は本編の探究心の証に近い要素だろうか。

ノルガンは全体的に開けた地形が多く、本編よりも自由度の高い探索ができそうな気配。

山道になっている場所もあり、斜面での戦闘も発生する。斜面では高い位置から攻撃した際に相手を崩しやすくなるメリットも。

北へと進むにつれてだんだんと雪が積もっていくので、情景の変化も楽しめる。

さらに北へ進んだ「川穴の野営地」の付近では、川が凍って氷の足場になっているエリアに。氷柱ができている場所もところどころにある。この氷柱は攻撃して破壊することで、ダメージを与えるギミックとして利用可能。ただし付近に自分もいると一緒にダメージを受けてしまう。

遺戦品は敵を倒すことのほとか、宝箱からも入手することができた。

試遊範囲で歩んだマップ範囲はこれくらい。一番下がノルガンドの小集落。東西にまだまだ行けそうな範囲があるので、広いエリアの探索ができそう!?

遺戦品の「特殊性能」が沼の予感!

入手した遺戦品や遺された物質の鑑定は、ノルガンドの小集落にいるジエラという老婆から行える。鑑定にはリムが必要となるが、遺戦品をリムに変換することも可能だ。

遺戦品は敵の討伐や宝箱から入手でき、強敵相手だと討伐時に3つ入手できたので、獲得できる機会は多め。サクサク集めやすいかも。

遺戦品にはレベルがあり、試遊範囲ではLv.2まで確認。「軽武器」「長得物」「弓杖」といったカテゴリに分かれており、鑑定時に該当の武器種が選ばれる。必要なリムは14個でも185Rとそれほど多いわけでもなかった。

ドキドキの鑑定結果。同じ武器種でも鑑定結果によってパラメータが異なり、特殊性能が付与しているものも。さらに武器に付与する特殊性能の中にはカスタムスキルの最上位級である“EX”も存在!! EXスキルはなかなか強そうなことが書いてあるので、EXスキル付きの武器を求めていくのがひとまずの目安になりそうな気がしなくもない。武器のスロット数表記を見る限り、特殊性能は最大で4つ付与するようだ?

【確認できた特殊性能】
種族特攻系:亜人殺し(小)、死霊殺し(小)
パラメータ上昇系:体力上昇(小)、雷耐性(小)
特殊効果系:瀕死の速起、強風飛翔
最上級スキル:各アクティブスキルのEX版

瀕死の速起」は瀕死時にダウンや這いずり状態からより早く起き上がれる効果、「強風飛翔」は追い風を受けている場合、ジャンプな距離が上昇し空中で攻撃のダメージが上昇、向かい風の影響を受けなくなるという効果。強風飛翔の効果を見ると、『ドラゴンズドグマ』の「荒びの谷」のような強く風が吹くエリアが存在するのだろうか? シチュエーションに適した特殊性能を持った装備で攻略していくのも有用そう。

EXスキルが2つ付いた武器も入手できた。遺戦品のレベルが高いほど、複数の特殊性能が付与しやすいのかもしれない。

ライフスティールEXは体力回復だけでなく、なんとロスゲージも回復できる! ロスゲージは本来キャンプや宿屋でないと回復できないので、これがあれば継戦能力がアップか!?

円月斬り2は回転しながらの二段攻撃だが、円月斬りEXになるとボタン連打で移動しながら回転斬りを連発し、最後に強力なフィニッシュ攻撃を放つ。EXになることでアクション面でも性能が大きく変化する技だった。これはいろんなEXスキルを揃えたくなるぞ! EXスキルが4つ付与した武器も出るのだろうか…?

ノルガンで出現する敵はツワモノ揃い

ノルガンでは「ベルカン」と呼ばれる蛮族と度々出会う。狼のダイアウルフを引き連れており、時には連携して攻撃を行ってくる強敵集団だ。

ベルカンは手斧&盾を持つタイプと、弓を持つタイプの2つを確認。盾持ちはこちらの攻撃を防いでくるうえ、なかなかタフで倒すのに手間取りやすい。そういう場面で弓持ちがいると離れた位置から横槍を入れられやすいため、なかなか厄介。ベルカン戦では目の前の敵に集中していると別の敵から攻撃を受けやすいため、周囲を見渡して倒す順番を意識するのも大事そうに感じた。

弓持ちは攻撃対象から常に距離を取ろうとするムーブが多く、倒しに向かおうとするも逃げられてしまうこともしばしば。ダイヤウルフも覚者たちの周りを移動しながら隙を突いて攻撃し、こちらから接近するとすぐに離脱していくため、そう簡単には仕留められなかった。

水辺がある付近や雪山で見られたサーペント。帯電した槍での攻撃を行ってくる相手だ。水濡れ状態だと雷属性のダメージが通りやすくなるので要注意。

崩れた小さい砦のような場所もあり、階段を登るとベルカンのほかハーピーも生息。ポーンがハーピーに掴まれ、高所から落とされて死亡してしまうという事件もあった。助けられなくてごめんよ。

体が一際大きい、巨大な牙が生えた毛むくじゃらのモンスターはノルガンジャイアント。大木を振り回した高威力の攻撃のほか、凍結させるブレスを地面に放つ攻撃も行う。凍結ブレスを放つ直前になるとポーンが警告してくれるので、急いで離れよう!

ノルガンジャイアントがジャンプして振動を起こし、雪崩を起こさせる場面もあった。上の画像の左上付近にある、雪の塊に衝撃を与えることでプレイヤーが意図的に雪崩を発生させることもできるようだ。地形やギミックを活かした攻略手段も本作の特徴のひとつ。

山砦付近では地中からグールも出現。ベルカンと争っている場面もあった。動きがトロそうに見えて意外にもダッシュや飛びかかりで一気に接近してくるので油断ならない。

今回の試遊では覚者もポーンもLv.50。推奨レベルは40以上とのことだったが、50でもかなり歯ごたえのある戦い続きだった。敵がタフ揃いで被ダメージが大きく、集団戦も度々発生するので適当な立ち回りをしているとあっという間にHPが減ってロスゲージが溜まっていきやすい。

試遊前に改めて本編をプレイした際に、「アクションを試したいけどフィールドであまり戦闘ができない」と感じた部分があったので、ノルガンではしっかり戦闘を楽しめることができそうなのは本当によかった。しかも敵を倒すことで遺戦品を入手できるので、戦闘を積極的にこなすメリットがちゃんとあるのがうれしい! ハクスラはアクションゲーマーみんな大好きだよね!

規格外のボス、“理外の竜”

試遊でのクエスト目標地でもある「バルグ山砦」へ赴くと、本作のメインビジュアルにも映っている「理外の竜」が現れた!

心臓を失い、屍と化した竜。鱗がなく皮膚がむき出して、正面から見ると人の顔のようにも見える不気味さがある。特に鼻の形状が「悪い魔女の鼻」っぽいのが印象的。

開幕に地面にブレスを放ったと思いきや、口から出てきてるのは大量のグール! どうなってるんだこのブレスは!?

大量のグールが襲いかかってくる姿はまるでゾンビもの映画。放っておくと厄介なので、ポーンと分担しつつ急いで処理するしかない。広範囲に攻撃できるカスタムスキルがあると便利な場面。ポーンによると、遮蔽物を利用することでグールを凌ぐこともできるらしい。フィールドの端に柱があったので、そこに逃げ込む形かも。

竜は本来心臓が弱点なのだが、理外の竜は心臓に攻撃が通らない! そのため皮膚がむき出しになっている前脚や頭部などを狙っていく必要がある。頭部への攻撃が一番有効だが、高い位置にあって首をよく振り回すので当てづらさもあった。そういうときはしがみつきで攻撃するという手もある。

翼や脚を使った肉弾戦のほか、覚者たちがいる位置にうねうねしたものを出現させたあと、しばらくして爆発を起こす攻撃も行う。首の部分の質感、すごくないですか?

前脚をしばらく攻撃し続けていると破壊できた! 一部が欠けるのではなく、前脚が丸ごとなくなっており、その際のエフェクトも肉体を形成していたものが崩れていくように見える。この竜、一体何者…? 破壊した直後にHPバーが消えて理外の竜はダウンするが、すぐに動き出して戦闘続行となる。

頭部を攻撃し続けてると、前脚のように頭部も丸ごと破壊される! さすがにこれはやったか!? でも体力がまだ全然残っているのが気になるなあと思ってたところ…。

失った部位を再生し、なんとHPが全回復。どうやら負けイベントだったようだ。しかし理外の竜は心臓もないしそもそも不死身なのか…? どうやって倒すんだ…!?

直後に理外の竜が大技を放つ演出が発生し、“エイル”という理外の竜を追うキャラクターが登場。倒れている覚者へ向けて「私が背負うべき咎だ」と、単身理外の竜の元へと歩んでいく…。というところで試遊範囲が終了! 

8月末のアップデートでさらに遊びやすく

8月末にはゲームがさらに遊びやすくなる本編のアップデートも配信予定。今回の試遊版もその内容が反映された状態でプレイできた。アップデートの内容は多岐に渡るので、コチラ(公式サイト)をご覧いただきたい。

大きな変更点のひとつとして、カスタムスキルの装備枠が4個から6個に拡張。△+◯で5個目、▢+✕に6個目がセットできる。どのジョブも戦略の幅が広がったのと、単純にいろんな技を出せるようになったのも楽しい。すべての武器種が使用可能なアリズンもより活躍できるのでは!

各種ジョブに関しても様々な調整が入る。扱いづらさのあったウォリアーは特に調整項目が多く、攻撃の踏み込み距離が長くなるなど、振りの遅さをリーチでカバーしやすくなっている。

一部強力すぎたスキルは性能が抑えられている。例えば強力無比な防御手段であった魔剣士の「弾ク神衣」は大きく性能が変更。味方全員に魔法障壁を付与するには溜めて発動が必要になり、障壁に耐久度が設けられるようになった。また、発動時のスタミナ消費量が大きく、障壁展開中はスタミナ自然回復速度が低下するというデメリットも発生するように。以前効果としては優秀だが、スタミナリスクと引き換えの防御手段という形に落ち着いた。

組みつきが有効なタイミングで、該当の部位にアイコンが表示されるように(画像の右脚部分)。これによりいつどこに組みついてよいのか一目でわかるようになった。アイコン表示はオフにすることも可能。

組みつきアイコンが出ている場所に接近すると「R2 掴み」と表示される。組みついていい場面がわからないうちは、敵の体勢が崩れたらアイコンや表示が出ているか気にしておくといいだろう。

ポーンの行動に関する調整も多数あり、既存の行動の強化のほか新しい行動も追加されている。より覚者をサポートできる存在になった。

追加アクションとして「大型敵しがみつき中に、覚者を引っ張り上げて高くジャンプさせる行動」「身動きがとれなくなった覚者に対して、ポーンが庇うアクション」を試遊でも確認できた。ノルガンジャイアントのブレスで凍結状態になった覚者に、ダッシュで近寄り庇ってくれたのである。これは頼りになるぞ!

ポーンの命令にGo長押しで「Explore」、Come長押しで「HighFive」が追加。Exploreは採取を積極的に行ってくれるようになり、HighFiveはその場でハイタッチが行える。ハイタッチはこれまで発生機会が限定的だったので、任意でできるようになったのは何気にうれしい変更点。ポーンがハイタッチのポーズを取っていたのに向かうのが遅れてスルーしてしまった…という状況もよくあったのでこれで塩対応もせずに済む!

UI周りに関しても調整が入っている。細かいところだと例えば「早換え」をセットしているアリズンで武器を装備する際、前作だと「一旦武器を装備→早換え武器の設定」という流れだったが、直で早換え武器の設定画面が開くようになった。

Nintendo Switch 2版

今回の試遊ではPS5版とは別に、Switch2版(携帯モード)も体験することができた。Switch2版はイベント出展用の試遊版となっており、15分の制限時間で3種類のクエストの中から選んでプレイできる内容になっている。ドイツで開催されるGamescomで試遊できるのがこのバージョンのようで、日本でも9月に開催される東京ゲームショウで出展されるかもしれない?

クエストは「グリフィン討伐」「理外の竜との遭遇」「フィンブルとの死闘」の3つ。それぞれ難易度が異なり、フィンブルは『ドラゴンズドグマ2』の上級者向けとなっている。クエスト選択後に職業を選ぶ形で、グリフィンは4種、理外の竜とフィンブルは6種から選ぶことができた。

こちらの動画は、メーカーより提供のあったSwitch2版の映像(英語版)を編集したもの。最後に少しだけ実際にプレイした携帯モードの映像も紹介している。

イベント試遊版では各ジョブのカスタムスキルでEXスキルのほか、『ドラゴンズドグマ2』にはなかったスキルも装備されていた。映像ではファイターが英語名で「Hurricane Strike」という素早く横斬り✕2→回転斬りを繰り出す、見慣れぬ技を使う場面が。

ソーサラーでは初代『ドラゴンズドグマ』の杖スキルで使用できた「サンダーウィップ」と思わしきスキルを使用。過去作に登場したカスタムスキルも復活してるっぽい?

フレームレートは状況によって前後するがだいたい30fpsほど。『ドラゴンズドグマ2』自体がそれほどシビアな動きを要求されずに操作できるのもあって無理なくプレイしやすいかと思う。

Switch2版はやはり携帯モードでちょっとしたタイミングでもプレイしやすいこと。パフォーマンス的にも問題なくプレイできる。

という形で、本作の開発コンセプトである“ユーザーの期待に応える”という通り、「こういうドグマ2が遊びたかった!」と思える内容になっているのではと感じた。全体的に窮屈感みたいなところがなくなり、探索やアクションを素直に楽しみやすくなった印象だ。8月末のアプデで『ドラゴンズドグマ2』に様々な点も調整されるので、拡張版が出る前に再び、もしくは新たに遊んでみるのもよしだ!

おわり

ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン 
■発売日:2026年10月9日(金)
■対応機種:Nintendo Switch 2 、PlayStation5、Xbox Series X|S、Steam
■希望小売価格:
パッケージ版 5,990円(税込)※1
ダウンロード版 5,990円(税込)
エクスパンション(DLC) 2,990円(税込)※2
※1 パッケージ版はNintendo Switch 2 、PlayStation5のみ発売
※2 『ドラゴンズドグマ 2』本編が必要
■ジャンル:オープンワールドアクション
■プレイ人数:1人
■CERO レーティング:D(17才以上対象)
©CAPCOM

※画面は開発中のものです。製品版とは異なる部分がございます。

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