『ぽこ あ ポケモン』試遊レポート:生息地を作ってポケモンと出会ってわざを覚えて街作り!
3月5日発売『ぽこ あ ポケモン』の試遊会に参加。本作はポケモンといっしょにのんびり街作りを行えるゲームということで、多くのポケモンファンから期待されているタイトルである。もちろん私も楽しみで仕方なかった!
試遊ではストーリーの冒頭から約20分と、マルチプレイを約30分体験を行った。スローライフゲームなのにあわせて60分も試遊時間がないだとおお…!?というのは残念だったが、試遊でわかった内容について紹介していこう。
おはなしのはじまり
かつては多くのニンゲンとポケモンたちが暮らしていた街。しかし今は草も木も枯れ果ててニンゲンもポケモンもすっかりいなくなってしまい、かわったすがたのモジャンボだけがひとりぼっちで生活していました。そんな中、長い眠りから目を覚ましたメタモンは、ニンゲンのすがたにへんしんし、モジャンボと出会うのです。

ニンゲンっぽいけどこか違う…さてはメタモン! モジャンボは「器用に変身したもんじゃな!」と感服しました。

モジャンボに案内されて外に出たところでゼニガメと出会い、メタモンは「みずでっぽう」を覚えました。メタモンはポケモンのわざを覚えて使うことができるようです。枯れた草にみずでっぽうを当ててみると、草がうるおったではありませんか。そうしたらフシギダネも出てきて大喜びです。

今度はフシギダネから覚えた「このは」を使って草を生やすことができるようになりました。

4つの地面に草を生やしてみると、生息地「緑の草むら」がよみがえりました。特定の配置によってポケモンの生息地がよみがえるようです。

しばらくすると、緑の草むらから何やら反応が…。

出てきたのはヒトカゲ! 生息地をよみがえらせたことで、新たなポケモンと出会えました。

さらにメタモンは拾った材料を使って「クラフト」することで新しいものを生み出すこともできます。そこで夜になって冷えてきたので、「じょうぶなえだ」と「いし」を使って「たきび」を作りました。なんでもできるなメタモン!

それではたきびを設置しましょう。メタモンは持ちものを体にたくわえたあと、はきだすことで好きな場所に置くことができます。さあこれで暖まろう…と思いきや、メタモンは火を吹くことはできないようです! なんでもはできなかった。

ポケモンには「得意なこと」があります。ポケモンといっしょに行動して、目的の場所まで連れていくと得意なことを発揮してくれます。ヒトカゲは火を吹けるので、たきびに火を点けるのを手伝ってもらうとしましょう。

「まかせろー!」と元気よく着火。これで無事たきびに火がつきました。みんなの力を合わせることで環境と文明が少し復旧したのです。

メタモンは他のポケモンのわざを覚えることで環境を整えたり、クラフトで道具を作ったりすることができる。そんな能力に着目したモジャンボは、この土地をもう一度活気ある街に作り変えることをメタモンに頼み込む。そうすればニンゲンやポケモンたちも戻ってくるかもしれない…。

ボロボロになったポケモンセンターを建て直すには、得意なことが「けんちく」であるポケモンが必要。そこで「岩かげの草むら」を作り、ドッコラーと出会って協力してもらうのだ。
こうしてメタモンは少しずつ環境を復興させながら、戻ってきたポケモンたちと力を合わせて街作りをしていくのだった。がんばれメタモン! いつかみんなで暮らせる街を目指して──。

そしてマルチプレイの場合、ストーリー進行とは紐づかない「まっさらな街」という場所で街作りを楽しむことができるのだ!
それでは各システムについて個別に解説していこう。
生息地を作ってポケモンと出会う
草や岩など、様々なものを決まった数だけくっつけて並べると「生息地」が完成。どのような生息地があるかは、まず「ポケモンの気配」を見つけることで確認できる。
①ポケモンの気配を見つける

フィールドにあるキラキラと光っている場所がポケモンの気配を発見できる場所。キラキラは出現場所が決まっているのではなく、ランダムで発生している印象はあった。

ポケモンの気配を見つけると「生息地ずかん」に登録される。生息地の配置と出会えるポケモンが何種類いるかなど確認可能。ポケモンによっては出会える時間帯、天気が決まっている。
②生息地を作る

生息地ずかんを参考に生息地を作る。この「木かげの草むら」の場合、木がある周辺に草を4つ配置することでよみがえるということになる。

ということで木の周辺にわざの「このは」を使って草を配置。生息地ずかんと必ずしも同じ配置ではなくてもいいようで、木の近くに草が4つ配置されていればいいようだ。
③しばらく待ってポケモンと出会う

生息地をよみがえらせたあと、しばらくして黒い影がゴソゴソとすればポケモンがやってきた合図。こうして新しいポケモンと出会えることができ、以降そのポケモンが街にすみつくようになる。ポケモンには“出会いやすさ”があり、珍しいポケモンは出会うのに時間がかかるようだ。

出会ったポケモンはポケモンずかんに登録され、「とくちょう」「出会える場所」「特技と好み」の項目を確認できるようになる。

ポケモンずかんで確認できる「好きなもの」ついては、後述のポケモンにプレゼントをあげて仲良くなる要素に関わっているのかな?

出会ったポケモンが♂か♀か図鑑で判断できる要素はなかったが、♂と♀で見た目に違いがあるポケモンなら外見で判断できる。例えば上のミツハニーは赤い▼の模様がついているため♀個体。見た目に違いないポケモンの場合、一人称である程度判断できるかも…?
メタモンのできること
■基本操作
Lスティック:移動 Rスティック:カメラ操作
Lスティック押し込み:走る
Y:拾う/吸い込む(長押し) X:アイテム選択
B:走る(長押し) A:決定
L:わざメニュー R:はねる
ZL:並行移動 ZR:わざ発動
↑:エモート(同行) ↓:エモートセレクト ←→:わざセレクト
「はねる」はジャンプ。今回の試遊では最初から使用できたが、本来はゲームを進めることで使えるようになるらしい。また、ゲーム内の操作設定でBボタンとRボタンのアクションを逆にすることも可能。個人的にはBボタンでジャンプのほうがしっくりくる。
■わざを覚えて使う
ともだちになったポケモンの得意なわざをメタモンが覚えることがあり、わざを使うことでポケモンの生息地をよみがえらせたり、街の環境を整えたりすることができるようになっていく。

ストライクと出会えれば「いあいぎり」を習得。木や草など、固くないものを壊すことが可能に。

ZRボタンで覚えたポケモンのわざを使用する。わざの選択は十字ボタンの左右でできるほか、Lボタンでリングメニューを開いて選択可能。わざは使うごとにPP(画面右下のゲージ)が減少していき、食べものを食べることでPPを回復できる。

食べものは地面に落ちていた「ニンジン」や、木に生えている「ヒメリのみ」などがあった。PPの減少は緩やかで、ヒメリのみは木に生えたものを「ずつき」して取れたので基本的にPPに困ることはなさそうに思えた。

ドッコラーの「いわくだき」の場合、正面だけではなく上下方向にある岩なども壊すことができる。

カイリューやラプラスと出会うことでへんしんも可能に。メタモンは泳げないが、海にいる時にBボタンでラプラスになって「なみのり」で移動ができる。

ジャンプ中など空中にいる時に、Rボタンでカイリューの「かっくう」が可能。飛んでいる間はちょっとずつ高度が下がっていくので、ずっと空を飛んでいることはできなかった。
ちなみにメタモンのラプラスやカイリューのすがた、昔に公式グッズの「へんしん!メタモン」シリーズで登場していましたね。今回のゲームを機に再販しないかな!?
■クラフト
クラフト台では集めた材料をもとに家具やオブジェクトなど、様々なものを作ることができる。街の環境を整えつつ、クラフトを使って賑やかにしていこう。


必要な材料を所持していればすぐに作ることができる。

配置した家具をポケモンが利用することも。ベッドならポケモンが寝ていることや、テーブルの上に食べものを置くことでポケモンが来ることもあるようだ。

うーんかわいい。
■持ちものを置く
街に落ちている材料などはYボタンで拾え、Yボタンを長押しするとメタモンが吸い込んで(!)たくわえた状態になる。Xボタンでバッグを開いて家具を選択することでも、メタモンがたくわえた状態になり、その状態からAボタンで「はきだす」をすれば任意の場所に設置することが可能だ。



ZLボタンを押しながら移動すれば平行移動ができるので、置く位置は調整しやすい。
■見た目を変える
ゲーム開始時にメタモンの名前と見た目を設定するが、見た目はあとからでも「姿見」を使うことで変更が可能。

髪型が7種類、トップス、ボトムス、帽子、バッグは2種類あり、そこからカラーリングを複数種から選べる。姿見はゲーム開始後早々に入手可能。
■カメラ
カメラを使って写真撮影も。一人称視点と自撮りを切り替えて撮影が行える。


ポケモンの表情だけでなくポーズも変更可能! 撮影可能枚数が80枚なのが残念ではあるかも。
ポケモンとの交流
出会ったポケモンとは会話をしたり、プレゼントをあげたり、一緒にお出かけを楽しむことができる。ポケモンと会話できるというのもファンにとって何よりうれしいところ!


「すみごこち」を選ぶと、そのポケモンが自分の生息地にどれくらい満足しているかを聞くことができる。求めている環境を確認できることもあるので、願いを叶えてあげるといいかもしれない。

ポケモンがどんな口調で話すのかも楽しみのひとつ。あたちパモかわよ。試遊の範囲では一人称が「オイラ」が多めだった印象。
■ポケモンといっしょに行動
「いっしょに行こう」を選べば連れ歩きができる。上限はわからないが、複数匹の連れ歩きも! 焚き火に火をつける、街灯にあかりをつける、建築する際などポケモンの力が必要な際は、一緒に行動して該当の場所まで同行してもらうのだ。

お気に入りのポケモンたちと常に行動をともにするのもよい。もうこの絵面だけで神なんすわ…! メタモンの速度的にポケモンを置き去りにすることもないはず。
■ポケモンへのプレゼント
「これを見て!」でアイテムを選択したり、アイテムを持った状態で話しかけるとポケモンにプレゼントをあげることができ、さらにポケモンと仲良くなれるようだ。

好感度のようなシステムかと思われるが、仲良くなることでどのような変化があるかは不明。
■おねがいごと
ポケモンにフキダシが表示されているときは、メタモンに「おねがいごと」がある合図。おねがいごとの内容は環境の整備や特定の場所へ連れていくものなどがある。かなえてあげると、すみごこちがよくなったり、お礼がもらえることがあるようだ。

通常のおねがいごと以外にも、「大事なおねがいごと」という街の発展に影響する内容もあり、そちらがストーリー進行に関わってくる要素。メインクエストみたいなものかと。
■ポケモンはいえにもすむ
ポケモンは自然の中だけでなく、家にすんでいる様子も確認できた。家の種類はブロックや家具を配置して作る簡易的な「ブロックのいえ」と、「けんちくキット」を使うこと作れる室内空間のある「けんちくしたいえ」の2つがある。

けんちくしたいえは、入ることで暗転を挟んで室内へと移動する。

室内では家具を自由に配置できる。ポケモンは「おひっこし」も可能なようで、現在すんでいる生息地から「いっしょに行動する」で別の場所へ連れていくことで、移住先を変えることができるようだ。これは家→家だけでなく、自然→家、家→自然など自由に行える模様。
マルチプレイは“ストーリー進行とは紐づかない街”で遊べる!
マルチプレイの“通信であそぶ”では「まっさらの街」という、ストーリー進行とは別に用意された場所で最大4人による街作りを楽しむことができる(1人につき1つ持っている場所で、街作りの進行状況もちゃんと保存される)。まっさらの街…つまりマサラタウン…!?

■通信であそぶの特徴
基本的にシングルプレイと同様のことを行える。ただし参加者側はホストの街へ遊びに行く・お手伝いをするという立場であり、アイテムの持ち帰りができないなどいくつか制限がある。
★ホストが最初にポケモンと出会う必要がある
新しく生息地を作ったあとに出会えるポケモンは、ホストが出会わない限り参加者側は出会えない。そのため参加者が生息地を作ったあと、そのまま待っていてもポケモンは出現しないのだ。
★参加者の図鑑登録などは一時的なもの
ポケモンに出会うとポケモン図鑑の登録が行われるが、参加者の場合はマルチプレイ中の一時的なものとなる。また、街で材料や家具などを自由に拾うことはできても、持ち帰ることはできない。あくまでプレイヤーは遊びに行く・お手伝いをするのみで、自身のデータには影響しないようだ。
マルチプレイ中は新しく生息地を作る、ポケモンと出会う、建築を開始した際などは参加者にアナウンスが入るといった特徴もあり、街で起きている状況を把握しやすい。

まっさらな街でもボロボロになったポケモンセンターが。この有り様を見ると、「廃れた」のではなく大きな被害があって放棄されたように思える世界観…。

ワンリキーの力を借りてポケモンセンターを建て直す。建て直しが始まった際もアナウンスが入り、しばらくすることで完成。ポケモンセンターでできる要素については、まだ公開不可とのこと。他にもまだ紹介できない要素もちょこちょこあったので、今後の公式情報をお楽しみに。

マルチプレイならば生息地作りもスムーズ。ホストと分担して生息地を作る場合、生息地を作ったあとはエモートのサインで合図してホストにポケモンと出会ってもらうのもよいかもしれない。


マルチプレイの街は結構広く、海を渡って別の陸地へ行くこともできた。今回の試遊ではあらかじめ発展した街模様に。生息地を作る際に足りない家具などがある場合、家の中から回収して持ってくることで生息地を作る…なんてこともできた。

建物の建築には「けんちくキット」を使用することで行える。使用後は必要な材料やポケモンを皆で持ち寄って集めることが可能だ。建築予定地に草などがあると建てられないようで、そういう時に手分けして「いあいぎり」で草を伐採するといった協力プレイも行えた。建築をはじめると、建物がどんどん建てられていく過程が見られ、しばらくすると完成する。

みんなで粛々と生息地を作ってポケモンと出会っていくだけも楽しさがあった。「え、ハッサム出たの! 会いたい!」みたいな。ずっとやれてしまうタイプのゲーム。つねにそばにポケモンがいる(なんなら主人公がポケモン)、ポケモンファンにとって夢のような空間だ。
これストーリーとマルチプレイで2つのフィールドで街作りができるのと、フィールドの広さを考えるととんでもなく遊べてしまうのでは…!? フレンドの街作りを手伝ったら、今度は自分の街作りを手伝ってもらう…と互いに協力しながら遊んでいくのもいいんじゃないかと。方向性をまるで変えた街作りをするのもよし。もはや終わりが見えない…! ヌマクローでも沈みそうな沼である。
本作は「まっさらな街」のみ、おすそわけ通信に対応。ソフトを持っていないプレイヤーとでも、最大2人までオンラインやローカル通信で遊ぶことができる。家族やリアルフレンドにお手伝いしてもらうのもいいんじゃないだろうか!
にしてもこの世界、“ニンゲンはすでに滅亡していた”パターンありませんかね?
おわり
『ぽこ あ ポケモン』
発売日:2026年3月5日(木)
対応機種:Nintendo Switch 2
ジャンル:スローライフ・サンドボックス
価格:パッケージ版(キーカード) 8,980円/ダウンロード版 8,980円
Ⓒ 2026 Pokémon. Ⓒ1995-2026 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Ⓒ 2026 KOEI TECMO GAMES
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※画面は開発中のものです。



