ゲーム
2024/08/21 20:00

『モンスターハンターワイルズ』イベント試遊版プレイレポート:ランスと操虫棍でドシャグマ討伐

ドイツで開催中の大型ゲームイベント「gamescom 2024」で、初の試遊出展となった『モンスターハンターワイルズ』を、先日国内メディアも試遊を行った。

この試遊版では「ストーリーモード(チャタカブラ討伐)」「フィールドモード(ドシャグマ討伐)」の2つのうちから選択し、30分間プレイできる内容となっている。2つのモードのうち、ドシャグマ討伐のみ動画撮影が可能だったので、そちらの内容から確認できた要素を紹介していく。

まずは20分にまとめてある動画を見てほしい…と言いたいところなのだが、本作の特徴的な要素をあまり活用しないプレイが続いてしまっているため、少し「ワイルズではどんな狩猟になるか」が伝わりづらいかもしれない。本当に申し訳ないところ。プレイした本人が一番納得できていない内容になってしまった。そのため物足りないところも十分あると思うが、ひとまず雰囲気だけでも参考になれば。

クエストの流れとフィールドの変化

試遊では「隔ての砂原」に設置されたベースキャンプからスタート。ハンターたち調査隊の活動拠点であり。これまでのベースキャンプと違って施設が充実している。

最初に今作の受付嬢ポジションであるアルマというキャラクターからドシャグマ討伐を依頼される。会話シーンではハンターが喋るようにもなったぞ! 『MHRise』から探索や狩猟中、ジェスチャーなどで日本語ボイスを喋るようになったが、会話シーンで喋るのは本作が初!

ベースキャンプがある場所はフィールドの一部であるため、画面切り替えを挟まずにシームレスで調査に向かうことができる。

広大なフィールドの姿は「荒廃期」 「異常気象」「豊穣期」と時間経過によって変化していく。荒廃期は飢えたモンスターが群れて争う過酷な環境で、まさに荒廃感のある彩度の薄い光景が広がる。

ドシャグマは群れで生息しており、一回り大きいボス個体のみがクエスト対象となる。今作ではターゲットにある程度ダメージを与えることでクエストが開始される仕組みに。従来のような受注形式があるのかはまだわからず。

複数体まとめて相手するには分が悪い。こういう時は「スリンガー大こやし弾」というスリンガー弾を使うとモンスターを分散させることが可能。大こやし弾がヒットすると勢いよく爆風が発生し、広範囲にこやし弾効果を与えられると思われる。モンスターもたまったものではないだろう。

エリアを移動するドシャグマを追いかけていると、環境変化によって異常気象が発生。雷雲が立ち込めて夜のように暗くなり、ところどころで落雷が落ちる。異常気象が発生すると、そのフィールドの生態系の頂点に君臨するモンスターが出現するようだ。

画面右に出ている「環境サマリー」というのはフィールドで起こっている環境変化のアナウンス。環境罠や採取場所の増殖、モンスターの出現情報などが確認できた。

ドシャグマが立ち止まったところを狙ってある程度攻撃を加え、クエストが開始。クエスト開始時から制限時間も設定される。

砂漠地帯は斜面のあるエリアが多い。流砂で足を取られてしまうことがあるエリアも。

しばらくすると空が晴れて豊穣期へ。フィールドが色豊かになっていく。逃げたドシャグマを追いかけた先には、煌雷竜レ・ダウの姿が! このモンスターが隔ての砂原の生態系頂点である。ちなみに試遊時はまだレ・ダウの情報が発表前の段階だったので、「PV第2弾でちらっと映ってたやつ!!!!」と驚いたものである。パッと見でセルレギオスっぽい雰囲気もあったが、近くで見ると全然違う。

頭部にある左右の角のような部分を可動させ、地面に突き刺す攻撃や翼をブレードのように振るう攻撃が見られた。電子音のような独特なSEも印象的。しばらくすると右の翼部が青くなり、鉤爪状のものが展開されていた。よく見ると結晶のようにキラキラしている。

モンスター同士の争いではPVで見せた頭部をレールガンのような形状に変化させて電撃を放つ攻撃を繰り出していた。ダメージがすさまじい。

レ・ダウからの攻撃を受けて逃げたドシャグマだったが、その後はチャナカブラ→小型モンスター→バーラハーラに襲われて大乱戦に。この間は手が出しにくいものの、集中攻撃を受けたドシャグマがダウンする場面もあった。この時のチャナカブラやバーラハーラはボス個体ではないため、少しサイズが小さい。こういったボス個体以外のモンスターがフィールドに多数存在しているのだろう。

ドシャグマからしたら複数のモンスターとハンターに攻撃され続けるとんだ災難である。その後は岩場の洞窟を抜けて草原エリアへ。フィールドが広くなったぶん、モンスターの移動範囲も広い。

瀕死になったドシャグマは寝床でスヤスヤ。大変だったね。寝る動作に入っている間も攻撃し続けても起きることはなかった。そして寝起きにはおなじみの大タル爆弾。今作の大タル爆弾は「持ち運ぶ」と「転がす」こともできるぞ! 転がす(放り投げるような動作)ことで離れた位置から爆弾をヒットさせられるため、離れた位置からスリンガー弾で起爆しなくても巻き込まれずに済む。

こうして討伐が完了。途中でレ・ダウにちょっかいだしたり、あろうことか砥石を使い忘れるという大失態をかましたせいもあって結構試遊時間ギリギリだった…。
討伐後は60秒のインターバルがあるが、タッチパッド長押しですぐに終了することもできる。これはほしかった機能!!!

討伐後はセクレトに乗ったアルマの姿が。「貴重な調査の機会、逃さないようにしないと」というセリフとともにドシャグマの近くまで移動。この時に近くにある素材を集めてくれるようで、スリンガーこやし弾を入手できた。

クエスト終了後はいつもの報酬画面には切り替わらず、そのまま報酬内容などが画面右に表示される形に。このまま拠点に戻らず調査の続行が可能である。

簡易キャンプを設営できる場所も発見。キャンプ設営キットというアイテムが必要なようだ。簡易キャンプでは装備やアイテムの入れ替えや、ファストトラベルの目的地に利用できる。

隔ての砂原のフィールドマップ。今作は地図を開いても画面が切り替わらず、地図を開きながらハンターを動かすことができる。また、斜め見下ろし型の立体的な地図になっているため、高低差がとてもわかりやすくなった。この画面からでも今作のフィールドの広さが把握できるのでは。

続いて今作の新しいシステム部分などをわかった範囲で紹介していく。

メイン武器とサブ武器、スキル

今作ではメイン武器とサブ武器の2種類を装備可能となった。サブ武器はセクレトの武器鞄に収納されており、フィールドで方向キー右を押すことで交換できる。

武器交換はセクレトに乗っていなくても可能で、その場合はハンターの近くまで駆け寄ってきてくれて交換ができる。交換自体の動作は非常にスムーズなため、狩猟の合間に合間に交換しながら立ち回ることもできるだろう。例えばサブ武器に遠距離武器があれば、モンスターが遠方や空中から攻撃してきた際に交換して対処するといったこともできるかもしれない。

ただ、これまでのシリーズだと武器種によっては必須級スキルや優先度の高いスキルがあり、そのスキルがほかの武器種では活かしにくいこともある。特に剣士とガンナーはスキル構成が大きく変わってきやすいため、どちらか一方のスキル構成を優先するともう一方が活躍させにくくなってしまう。このあたりがどうなっているか今作の気になる部分。

試遊で確認できた範囲では、武器自体に装備スキルの項目があり、近接武器は「砥石使用高速化Lv1」、遠距離武器は「弾導強化Lv1」が発動していた。剣士とガンナーで重要なスキルが武器種で発動できるのは便利。こちらのスキルも武器の種類や強化で変わっていくかどうか。

防具に関しては、これまで男女で分かれてたデザインを両方とも装備できるようになったのが大きな変化点。スキル面では『MHW』の「シリーズスキル」が今作でも続投し、さらに「グループスキル」というスキルも追加されていた。グループというのは、鳥竜種とか海竜種とかそういう種族のグループのことだろうか…。武器の攻撃力表記は『MHRise』を同じ形式に。

セクレト

ハンターの移動をサポートしてくれる乗用生物。ハンターに同行し、方向キー上で呼んで騎乗することができる。『MHRise』のガルクのように自分で操作しながら素早く移動できる手段であるが、できることの違いは多い。

・移動アクションは加速、全速力、減速、急停止が可能
・オート移動指示でターゲットした場所へ自動的に移動してくれる
・移動しながら武器で攻撃できる騎乗攻撃と、飛び降りながら攻撃する下乗攻撃が行える
・武器鞄にあるサブ武器とメイン武器の交換が可能
・セクレト自身は攻撃には参加しない

方向キーを使用するため、他のコマンドとかみ合うことなく呼び出しや武器切り替えが行える。また、PV第1弾ではハンターがダウンした際にセクレトを呼ぶと復帰しながらそのままセクレトの搭乗する受け身のようなアクションも確認できた。今回の試遊でそのアクションを失念しており実際には確認できなかったという失態…。

オトモアイルー

相棒としてオトモアイルーが1匹同行する。大きな特徴としては本作では日本語ボイスでストーリーやフィールドで喋ること。特に狩猟中は状況などをよく喋ってくれるため、相棒としてのポジションも強まった印象。さらにオトモは語尾に「ニャ」も付けないのも特徴だ。オトモのボイスはゲーム内のオプションで従来の鳴き声にも変更できるため、猫語がいいという方も安心だ。

オトモスキルの有無については不明だが、試遊では攻撃からシビレ罠の設置、回復、バフなど一通りのサポートを行ってくれた。近くに罠として使える環境があった際に教えてくれることも。
また、オトモはキャンプで待機させることも可能で、その場合でも自主トレーニングに励むとのことなので別途経験値は入手できるのかも。

集中モード

基本アクションの新システム。L2ボタン長押しで「集中モード」となり、構えが変化して視点がハンターの背面へ回る。集中モード中は攻撃やガードをカメラ方向へ行えるほか、モンスターの「傷口」が強調表示されるようになる。

傷口はモンスターへ攻撃し続けた部位に発生し、集中モードにするとその部位が赤く光る。傷口への攻撃は与えるダメージが増加。傷口に攻撃を加え続けると「傷口破壊」が発生し、モンスターを怯ませることができる。また、傷口破壊をした際に素材を入手できることも。この「入手」というのがポイントで、今作では落としものがなくなり、直接ポーチに入るのだ!

集中モード中にR1ボタンで「集中弱点攻撃」が発動。攻撃が傷口にヒットすると追撃アクションが発生し、大ダメージと傷口破壊を発生させられる。ダメージ源として重要そうなアクション。

集中モードはこれまでの立ち回りの変化に大きく影響しやすそうな機能とは感じつつも、試遊ではこれまでのプレイ感覚の癖から集中弱点攻撃を狙う以外で活用することができずじまい…。その場から動かずにカメラ操作で攻撃方法を調整できるといった点から、そのままでは攻撃が外れそうな状況でもモンスターの方向へカメラを回して攻撃を当てるといった使い方ができるのでは。本作の狩猟をうまくこなすには、この集中モードを使いこなすところから始まるかもしれない。

鍔迫り合い

モンスターとハンターがぶつかり合い、押し合いが発生する新アクション。一部のモンスターの攻撃をガードした際に発生することがあるようだ。

試遊ではドシャグマの攻撃をランスでガードした直後に発生。△ボタンを連打し、押し返しに成功するとフィニッシュ演出とともに大ダメージを与えることができた。ガードよりジャストガードの方が発生しやすくなるようだ。演出がダイナミックでかなりかっこいい。アイルーも褒めてくれる。

乗り

『MH4』で登場し、『MHRise』で操竜に変わった「乗り」のシステムが再登場。ジャンプ攻撃を当て続けるとことで乗り状態へ移行し、乗り攻防に成功するとフィニッシュ攻撃を繰り出してダウンを奪える。

乗り中の攻防はおおむね『MHW』に近く、攻撃を加えつつモンスターが暴れたらしがみつくか別の部位へ移動してしのいでいく。今作では乗り中の攻撃手段が「弱ナイフ攻撃」「強ナイフ攻撃」「武器攻撃」の3種類に増え、フィニッシュ攻撃が「抜刀フィニッシュ」と名前を変えてモーションも新しくなった。

操虫棍の抜刀フィニッシュ攻撃は、突き刺した操虫棍を支柱にグルグルと回る攻撃。これまで乗りはほぼダウンを取るためだけの手段であったが、今作ではナイフ攻撃の威力が上がっており、さらに背中へ傷口を付けやすいという利点も感じられた。

スリンガー

『MHW』からの続投要素。アイテムや採取で取得できるスリンガー用の弾をセットし、納刀中にL2長押しで照準モードにしてから▢ボタンで発射できる。スリンガー弾では新たに「大こやし弾」「誘導弾」「ペイント弾」といった種類が増えているのを確認。ペイント弾ということは…『MHW』以降廃止されたペイントボールの要素が復活…!?(今回の試遊では使いそびれてしまった)

ほかにも新しいスリンガーの機能として「フックスリンガー」が可能に。L2+○でフックを射出し、離れた位置にあるアイテムなどを採取したり環境罠を起動したりできる。『MHW:IB』にあったクラッチクローや強化撃ちは今作ではなし。

フックスリンガーはこれくらい離れていても届くため射程は結構長い。セクレトに乗って目的地を目指しながら通り道付近にあるアイテムや環境生物を回収していける。

焚き火料理

試遊ではベースキャンプでのメニューから選択できた要素。「携帯食料」「追加食材」「仕上げ食材」の3種を選び、料理の内容によって異なる食事効果や食事スキルが発動する。

携帯食料:食事効果の内容が変化する
追加食材:食事スキルが発動し、食事効果の継続時間が長くなる
仕上げ食材:発動する食事スキルが増える

選んだ食材を使った料理の様子と食べる演出が入り、食事効果と食事スキルが発動する。選んだ食材が料理の見た目に反映されるのはシリーズ初かも。魚を食べるハンターに感動した。

今回使った武器種

試遊では使用感が特に気になっていたランスと操虫棍を選択。本当は全部使ってみたかったくらいだった。武器鞄に13種積み込みたい。公式で公開されている武器紹介動画でも読み通れた通り、新アクションやモーションの変化などが多く『MHW:IB』や『MHR:SB』とも違った使い勝手になっている。以下ランスと操虫棍で気付いた変化点の雑記。取りこぼしている情報も結構あるのはずなのでちょっとした参考程度に。

■ランス
・中or上段突きIIIから△ボタンで「三段突き」、○ボタンで「溜めカウンター」に派生可能。
・三段突きからはガード、パワーガード、ガードダッシュに派生できる。
・三段突きは総威力の高い三連撃。リズム感が気持ちいい。溜めカウンターはこれまでのカウンター突きに近い技。
・R2+○はカウンター突きではなくパワーガードになった。これまでのパワーガードと違いノックバックが発生していたので、ガード性能に影響するかもしれない?
・パワーガードから○ボタンで「大返し突き」。大返し突きから中or上段突きIIに派生できるが、受け止めてから出した際に直接突きIIIまで派生しているタイミングもあった。
・△+○が直出しだと飛び込み突きになり、コンボ中だとなぎ払いになった。飛び込み突きは2ヒット技に。なぎ払いは斜め上になぎ払うモーションに変わった。
・従来のようにガードダッシュから飛び込み突きも可能。
・武器紹介動画で見せていた突き→横移動→突きの連係はステップを挟んでいるのではなく、おそらく横入力をしながら突きを出すことで映像のように横移動しながら突きを繰り出せる。
・ジャストガードあり。タイミングよくガードすると盾で弾く反撃モーションが加わる。
・ジャストガードからは返し突き、大返し突き、追撃突進、ガードダッシュに派生可能。十字払いへの派生はなし。
・突きの直後にジャストガードできたタイミングもあった。突きから素早くガードへ派生できるっぽい。ここが一番のポイントかも。

■操虫棍
・猟虫の操作は『MHRise』と同じR2+△/○に。
・初期猟虫で2色取りが可能。R2長押しで溜めが可能で、溜めてから放つと貫通攻撃になりエキスを3色取りできる状態になる。
・集中モード中はハンターの攻撃に合わせて猟虫も攻撃を行う。
・トリプルアップでないと強化モーションに変化しなくなった。
・突きが「移動斬り」、強化突きが「移動連斬」という技に変更。
・移動連斬は派生専用の攻撃に。始動で出すと移動斬りになる。移動連斬は左スティックの入力でモーションが変化するかも。
・地上で○ボタン長押しで溜め→離すで「急襲斬り」。
・空中で○ボタン長押しで溜め→離すで「急襲突き」。
・急襲突きの溜め時間はそこそこ必要。印が付く効果はなくなったが、猟虫同時攻撃はあり。威力は控えめに。
・後方跳躍はモーションが変わって素早く跳べるように。
・空中回避は『MHRise』と同じく左スティックの入力方向へ飛ぶように。
・ジャンプ突進斬りが△ボタン、ジャンプ斬りが○ボタンに変更。
・ジャンプ突進斬り中に○ボタンで溜めて急襲突きに連係が可能っぽい?
・舞踏跳躍はなくなったと思われる。
・空中R2は新技の「空中印当て」になり、空中R1+R2で「空中印弾」。
・集中弱点攻撃の「集中転翔突き」で最後の猟虫部分がヒットすると3色エキスを取ってくる。
・集中転翔突きは空中からでも出せる。
・トリプルアップ時の耳栓効果はなくなった?(ドシャグマの咆哮を受けていた)
・強化急襲斬り、強化急襲突き後にL2+○で「飛天螺旋斬」。エキスをすべて消費するがヒットするとエキスをひとつ回収(これも完全に使い忘れてました、超ごめんなさい)
・猟虫の項目に属性を確認。各種ステータスが数字ではなく■で表記されていた。

全体的にちょっと火力が低い印象は受けたので、もしかしたら双剣みたいに属性の比重が高い武器種になっている可能性もある…?

オプション

試遊版でもオプションの内容を一通り確認できた。項目数はこれまでのモンハンと比べてもかなり多い。

ダメージ数が小数点以下まで表示できるようになっている。

カメラ周りの設定がかなり細かくできるように。デッドゾーン、反応曲線、慣性の強さまで調整できる。カメラ距離の「横」という項目も珍しく、数値を増やすとカメラが右にずれていく(ハンターが画面左寄りになる)。

サポートハンターは現状オリヴィアというキャラクターが該当することが公開されており、PV第3弾ではハンターと共闘している姿も見られる。

フレームレートは試遊版で確認した範囲だと4K画質でおおよそ30fps。オプションの項目ではフレームレート優先設定が確認できなかったが、これはあくまで試遊版だからであって製品版では変更できる可能性もあるかも…。あとは単純に解像度が下げればフレームレートは上がるかもしれない。

という形でだいぶ心残りがある試遊になり、今は自己嫌悪でいっぱいである。自分は調査隊失格です…ッ!!! それでもグラフィックの美しさ、フィールドの広大さと生命の息吹感、アクションの変化点など、今までのモンハンシリーズから大きな進化を感じられた。自分の脳内で描いていたモンハンの世界が実際にゲームで体験できるようになってきた感覚。

今後もイベントで試遊出展を行っていくようなので、日本では東京ゲームショウ2024で本バージョンが体験できるのではないだろうか。30分という時間は、本作の新要素を体験するうえでは全然足りないくらい。まだ少し気が早いが、試遊前にある程度やってみたいということを決めたりリストアップしたりして挑むのもおすすめしたい。

おわり

モンスターハンターワイルズ
対応機種:PlayStation5、Xbox Series X|S、Steam
発売日:2025年予定
価格:未定
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人 ※クロスプレイ対応)
ジャンル:ハンティングアクション
CEROレーティング:審査予定
©CAPCOM

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